EZOライダーレポート  Vol.239
2015年10月06日~10月08日

EZOライダー川湯営業所は冬季休業に入りまいた。

4ヶ月と言う、道東のライダーに合わせたような営業期間。
北海道、しかも道東のツーリングシーズンは10月にも入るとけっこうキツイ。
我々もここEZOライダー川湯営業所を離れるのはツライ。
でも、EZOライダー川湯営業所の目的は旅するライダーを楽しませ、癒すところ。
断腸の想いでこの川湯温泉を離れます。
来年はさらに進化できるように鋭気を蓄えて参ります。


冬、川湯温泉の角の灯りが消える。来年6月まで長い冬季休業です。
                     
2015年の営業開始、そして休業。BHSのKTMトラックが来ました。

 
 
10月06日(火)
休業の後片付け。


10月4日に皆さんを送り出し、2日間が経ちました。
10月5日は忙しさにかまけて写真を撮ってませんでした。
 
 
  林さんは早起きです。

「千歳のおじさん」こと、林さん。
3日のパーティーからEZOライダー川湯営業所の片付け。
林さんにはEZOライダー川湯営業所の神髄が伝わっているみたい。
この営業所を運営する、高栄運輸株式会社の正社員です。
メカニック林さん。

全日本オフロード選手権でメカニックの経験もある林さん。
いろんなバイクの整備をテキパキこなす。
軽二輪以下はEZOライダー川湯営業所に残留です。
 
 
   お持ち帰りするレンタルバイク。

車検付きのバイクは全部、高栄運輸の大阪本社に持ち帰り。
ここで軽整備をして、冬季は本格的な整備をします。
EZOライダーレンタルバイクは距離は延びていても安心です。
     
     
 川湯温泉街をゆっくり歩く馬車。 ~10月18日まで(無料で乗れます)
     
     
     
馬車に乗ってみた。

ココマスの猛烈な誘いで乗った馬車。
初めて乗ったが、歩くスピードの乗り物が新鮮。
カッパカッパという馬のヒヅメの音が心地よい。
ココマスには本当に世話になった。長生きしてくださいね。
 
 
   大切な子供心。

「大人のふりをした子供」・・・ではなく、「子供心を持った大人」
そんな千歳のオジサン、林さんです。
EZOライダーの活動は堅物では務まらない。
遊ぶ時には精一杯遊べるのが「子供心を持った大人」 かな。
     
     
     
 川湯温泉の由緒正しい湯元、欣喜湯さんの大浴場。 ~榎本専務、榎本常務、大変お世話になりました。
     
     

  
10月07日(水)
KTMトラックの到着だ。


2015年の営業開始の時、そして休業に入る時。
高栄運輸株式会社自慢のKTMレッドブル号が川湯温泉に到着。
ドライバーは変わらず、安心ドライバーの北山くんだ。
 
 
   この街のメインストリート。

EZOライダー川湯営業所から味処 三三五五までの間。
この100メートルほどの通りを、仲通りといいます。
この通りで営業しているのは、EZOライダーを入れて9軒。
閉まっているお店は、5軒。過疎化は否めない。
キレイ好きなママさんです。

4ヶ月間使った備品やゴミ箱を洗うママさん。
整備用のイスにタオルを敷いているのもキレイ好きの証拠。
「え?キレイ好きがなにか?」・・・いえ、そのままでけっこうです。
 
 
   曇り始めた川湯温泉。

そうじで出たゴミを焼却場に持って行く。
こんな仕事がしばらく出来ないのも寂しく感じる。
硫黄山の向こうからどんどん雲が出てきた。
台風23号の影響が出るみたいです。
     
     
今朝の川湯温泉はピーカンの青空。 
     
     
午後からはどんどん曇りに。でも、紅葉の色が映える。
     
     
EZOライダー川湯営業所の養生。

北海道の厳しい冬を過ごすには、コンパネで覆うのが一番。
一昨年からこのような作業をします。
しかし・・・閉まっている期間の方が長いんだな。。。
 
 
   さらに作業は進む。

昨年も今年も、この瞬間、胸が痛みます。
本当は地元の方たちのために灯りを燈していたい。
でも、僕たちの目的は、ライダーのための場所。
ライダーが居なくなる冬には、意味をなさなくなる。
夏の思い出を蓄積する場所。それでいいんです。
お疲れ様の会。

今期の営業は本当にこれで終わり。
味処 三三五五で今年の締めくくりをする。
夜に昼メニューを頼むのは僕たちだけ。
代ちゃん、今までありがとう。これからもヨロシク。
 
 
   センム、お疲れ様でした!

KTMレッドブル号のドライバー、北山くん。
部下に労をねぎらう言葉をいただくなんて・・・!
いや~北山くんもお疲れさん。これからもヨロシク。
     
     
      中村さん、ありがとうございました。

EZOライダー川湯営業所の営業開始以来、遠くから見守ってくれていた中村さん。

2014年の春に、「オレ、免許取るわ!」 って言ってから1年半。

大型二輪を取得し、エイプ、スマートディオ、GPX250R、マグナ750と乗り継ぎ、今年はセカンドバイクのマローダ125を購入。

本物のライダーになった中村さんの御年は63歳。・・・一念発起した中村さんにはいろんな経験談を聞きました。

そして、EZOライダー川湯営業所のために時間と労力を費やしてくれました。

私たちEZOライダー川湯営業所は川湯温泉の方々に支えられて、何とかここまで来ました。

長い冬に入りますが、ずっとお元気でお過ごしください。本当にありがとうございました。
 
     
     

  
10月08日(木)
嵐で明けた川湯温泉。


昨晩から荒れに荒れた道東。台風23号の影響だ。
消防署から「不急不要の外出は控えてください」 とアナウンスが流れるほど。
EZOライダー川湯営業所が寂しく泣いているように思える。
 
 
   激しい雨風の中、出発します。

お世話になった川湯温泉の神様に旅の無事を祈る。
川湯神社の楓が真っ赤になっている。

川湯温泉の入り口の緑のトンネル。


夏には空が見えないほど葉っぱが覆い茂るこの道。
落葉と昨晩からの風で一気に空が見えてきた。
この台風が過ぎるともう冬に入るな。。。。
 
 
   もう一度川湯温泉に戻る。

ふしぎやのがんちゃんに出発のご挨拶をする。
川湯観光ホテルの中島社長に出発のご挨拶をする。
ココマスに出発のご挨拶をする。
三三五五の代ちゃんに出発の挨拶をする。
欣喜湯の榎本常務に出発のご挨拶をする。
みなさん、ありがとうございました。
     
     
  川湯温泉を出てすぐ。大木が道をふさいでいました。
 
 
 
 屈斜路湖に白波が経つほどの風が吹く。
     
     
はなこやさんはお休み。

川湯温泉から砂湯、コタンを越えて付きあたりのレストラン。
はなこやさんの心のこもったお料理は来年までオアズケだ。
 
   何とかたどり着いたサロマ湖。

今日から約10日間の予定で道内各地を回る。
ルートプランニングの更新、ホテルさんへの営業。
お世話になった方々へのご挨拶が目的。
何とか今日の目的地に着きました。

ルートインホテルズのリゾート。


今日の目的地は、グランディア サロマ湖。
5月から10月末までの営業で夏はロケーションの良さで人気のホテル。
EZOライダーツーリングパックのお勧めホテルとして視察。
 
  ロビーにフォード・キャブリオレ!?

1929年式のフォードが飾られている豪華なロビー。
外観の古さは感じるものの施設内はキレイだ。
そして、天気が良ければ夕陽がサロマ湖に沈む様を見れる。

サロマ湖も白波が立ってる。

リザーブしていた洋室のお部屋が台風の影響で使えない・・・・。
代わりに通してくれた10畳プラスの和室の窓から見えるサロマ湖。
激しい風に木は揺れ、静かなサロマ湖が荒波と化していた。
 
 
   2階吹き抜けの廊下に。

人より大きなスヌーピーがいました。
癒し系キャラのスヌーピーがサロマ湖に向かって座っています。
     
     
 2Fから見下ろすレストラン。
 
 
 
メインはせいろ蒸し。

ぜんぶ北海道産の食材にこだわったせいろ蒸し。
どれも美味しかったが、佐呂間産のカボチャが絶品でしたね。
 
 
     ハーフバイキングで召し上がれ。

オホーツクさんのコマイ。北見産のタマネギを使ったコロッケ。
メニューは少ないがかなりお腹いっぱいになる。
デザートの数がもう少し欲しかったな。
     
     
 さて、来年はどんなEZOライダー川湯営業所になるかな。
     
     
     

  
 
 
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