EZOライダーレポート  Vol.134  ご無沙汰でした!
2013年1月17日~1月20日
EZORIDER冬の川湯旅行モニターツアー。

約半年ぶりの更新です。
BHSホームページで細々お伝えして参りましたが、今回の川湯温泉旅行は、
冬の北海道ならではの見どころ満載です。
今回はモニター旅行と言うことで、3泊4日の冬の旅。
人体実験さながらのアクティビティを実行し、危険度チェック、満足度チェック、
そして参加者の皆さんの意見を取り入れながら行いました。
そして、2014年冬には正式な商品として、開発を進めます。


路面出てるし、バイクでも走れそう?気温はマイナス10度です。
                         
雪が降るとバイクは走れない!?  体験していただきましょう!

1月17日(木) 1日目
前日に北海道入りした。

送迎車で使うハイエース(10人乗り)で一足先に北海道入り。
苫小牧港に上がり、川湯まではもちろん、自走で。
深夜の道東道の占冠PAにて
。雪だけじゃなく、カッチカチの氷に雪が積もっている。
 
   トマム付近の深夜の気温。

まだマシ?なのかも?
先週はマイナス25度というニュースもあった。
ツアーご一行が到着する。

朝一番の羽田空港発の直行便が到着する。
送迎ハイエースで待ち構える。
 
   
    無事、着陸。

今回のツアーを楽しみにしていた4人が乗った飛行機。
到着お疲れ様です。

午前中のこの時間の気温は、マイナス6度。
現地の人は「マイナス」を付けずに話すらしい。
 
   
  釧路湿原展望台にて。

川湯温泉に向かう途中、せっかくなので、寄ってみた。
釧路湿原の雄大さより、大量の雪にテンションが上がる。
 
気を取り直して、記念撮影。

今回は気の合った仲間同士の4人組。
冬のEZORIDERツアーは4~5名1組で参加ください。
 
   
     対象的な2人の図。

片や覆面をかぶり、片や2日前に散髪したという。
マイナスの世界では、黒い人が有利。

  
タンチョウの群れ
 

道道53号線沿いにある鶴見台。

農家のばあちゃんが、根気よくタンチョウに餌付けをした。
その結果、このばあちゃん家の庭と言うか、土地にタンチョウが集まる。
   
   
   忘れてはいけない。

この「鶴見台」でタンチョウを見た後は、
このポツンとある自販機でコーヒーを1本買おう。
ばあちゃんに感謝の意を込めて。
好天に恵まれた!!

昨日までは芳しくなかった天気も回復。
今回のツアーの成功を祝ってくれているかのようだ。
 
   
     現地案内人と合流。

年末、関東営業所に出稼ぎに来ていたファーブルおかもと。
地元、弟子屈町で合流した。
相変わらずな態度である。
弟子屈ラーメン。

1番人気の「辛味噌ラーメン」・・・・体の芯から温まる。 
   
     山ワサビのり巻き。

のり巻きに地元食材の「山ワサビの醤油漬け」を仕込んだもの。
ツ~ンとした風味が、頭の芯から温まる。
EZORIDERツアー1つ目のアクティビティ。

まずは、スノーモービル体験。
広大な敷地を自由自在に走れる。
今日のインストラクターは、きょうや君10歳。
 
   
     さすが!道産子の走り!

冬は友達と遊ぶにも、友達の家は5キロ先。
オヤジの目を盗んでは練習した甲斐がある軽快な走り。

  
新雪をバナナボートで滑走!
 
2つ目のアクティビティ。

スパイクタイヤ装着のバイクで雪道を走る。
雪道と言ってもそのほとんどがアイスバーン。
ピレリのエンデユーロタイヤにマカロニピンをフルピンで。
 
 
     まずは、軽快に走り出した、もりさん。

アイスバーンを恐る恐る走る。
意外と?全然走れるじゃん!!
でも、アイスバーンのワダチには細心の注意が必要。
不用意にハンドルを取られます。
5キロほど走ったところで・・・・。

この時の気温は日没間近と言うこともあり、マイナス10度ほど。
本州仕様の防寒グローブでは手が無くなりそうになる。
そして、シールドが曇るので、シールドを開けていると、鼻がもげそうだ。
選手交代。。。。
 
   
     もりさんに代わって。。。

京都府から参加のフジヲさんにバトンタッチ。
辛抱強いフジヲさんは、もりさんとは違う。。。
同じ年齢なのに。。。
無事、EZOライダー川湯営業所に到着。

弟子屈町の市街地から、約18キロを走破したフジヲさん。
寒さ対策は万全と言うことか?
 
   
     しばらく、このままの状態。。。

バイクを降りても、バイクに乗っている体制。
やはり、曇り止めを塗ってもシールドは曇るとのこと。
ん~対策を講じなければ・・・。

  
寒さと雪の重さで、テントが破れたEZOライダー川湯営業所
 
温かいEZOライダーハウスで団らん。

北海道の家の暖房器具は本当に素晴らしい!
真冬でも温かく過ごせる。
冬の北海道でアイスクリームの売り上げが伸びるのもうなずける。
 
   
   本日の温泉。御園ホテル。

川湯温泉開湯以来の老舗ホテル。
日帰り入浴を利用する。
温泉設備は昭和な雰囲気が漂うレトロな感じ。
本日の宴会。味処 三三五五。

EZOライダーレポートではお馴染みの、代ちゃんお店。
代ちゃんは、ZX-12RとGPZ1100とトゥデイの3台オーナー。
EZOライダーとも深くかかわる人物。
 
   
     ほっこり、海鮮鍋。

陶板焼きを大きくしたような、代ちゃん特性の海鮮鍋。
道産の魚介をふんだんに使った逸品。
ポン酢で食べるのだが、タレは無くても、めっちゃウマイ!!
鮮度抜群のお刺身!

厚岸産のツブ貝、函館産の本マグロの赤身、釧路産のシメサバ。
生きてて良かった~っと思わせる瞬間である。
 
   
     お土産に持って帰ろう。

お刺身で使ったツブ貝の貝殻をお土産に持って帰る。
6人分の貝殻が集められた。
でも、大阪に着いた頃に異臭が放たれる事は想像しなかった。
ちゃんと、洗って持ち帰りましょう。
ババガレイの煮付け。

本州では滅多にというか、まず口に出来ないババガレイ。
身は分厚く濃厚でフワフワの食感。
エンガワ部分はそのまま、コリコリ食べられる。ん~最高!
 
   
     深夜、一人の男が。

川湯温泉での遊びはまだまだある。
東京土産を持ったネギシくんがスナックCOCOに向かって動き出した。

  

1月18日(金) 2日目
朝食はみんなでいただきます!

童心に帰った、おっさんたちは、学校で習った通りに
「いただきます!」を唱和して朝食をいただいた。
朝食はEZOライダーハウスで午前9時から。
 
   3つ目のアクティビティ。

EZOライダー川湯営業所から砂湯までツーリング。
ここから、8キロの道のり。
この時用意したトゥデイにもスパイクタイヤを装着する。

  
約8キロ・・・全てアイスバーン
 
 

無事に砂湯に到着。


時速30キロの安全走行で無事に到着。
やはり、みんなの様子がおかしい。
   
   手が、かじかんでメットが脱げない!

「やばい!やばい!」を連呼する真顔の荒井さん。
ゴーグルは素早く外せたが、メットのヒモが、思うように取れない。
 
砂湯の足湯に。


手も足も関係なく入れる。
ん~対策としてはグリップヒーターとハンドルカバーだな~。
   
    白鳥さんたちの越冬場所。

ほぼ、全面氷結した屈斜路湖。
しかし、砂湯の砂浜は温泉が湧き出ているので凍らない。
でも、マイナス20度を越えると凍ってくるらしい。


氷の上に乗るのは危険!!

白鳥さん達は乗れても、人は乗ってはいけません。
間違って氷が割れて湖に落ちると出て来れなくなります。
割れた氷は浮こうとするので、蓋になってしまいます。
人間の力ではまず、持ち上げられないでしょう。。。。
 
   
   マシンの挙動を体験する。

特別に許可をいただいて、駐車場内で走らせていただいた。
氷の上、雪の上、スパイクタイヤと言う普段使えないものの挙動を知る。

雪があると逆に安心!?

テッカテカのアイスバーンより少しでも雪があった方が良いみたい。
曲がるし、止まる。スパイクタイヤってスゴイ!
 
   
     この小さいピンが威力を発揮。

スパイクタイヤのピンもいろいろあるが、
今回使用したのは、マカロニピン。
全てのブロックに打っているので、200ピン。
前後で400ピン!東京の風魔プラスワンで作成。

  
雪と氷と白鳥とKLX。。。
 


ばっかだな~と言う声が聞こえてきそう。。。
 
走ったら温泉がある。

という、環境で極寒ツーリングを楽しんでいただけます。
手が痛い事に付いては、対策を講じます。
午前中は空気もまだ、冷たいと言うことが分かった。
でも、昼までもマイナスの気温なのは変わらない。
 
   
     では、場所を変えて。

目指したのはオホーツク海。
網走市観光協会に問合せ、流氷の着岸情報を入手。

途中の休憩ポイントにて。


雪とたわむれる、おっさん4人。
カメラマンはもりさん。
遠巻きに見ているのはファーブルおかもと。
 
   
     途中、吹雪に見舞われる。

川湯温泉から網走方面まで約50キロ。
川湯の街は晴れていたのに、小清水あたりは吹雪。
小清水の道の駅の横。

小高い丘の上にある展望台を目指す。
ルートの関係上、小清水の道の駅で流氷を見てみる。
 
   
  ま・・・マジっすか。

マスクマンの低い声が感動に打ち震えていた。

  
4つ目のアクティビティ~オホーツクの流氷見学。水平線まで埋め尽くされた流氷。そして無音の海。
 
「走って来ました。」の図 

男気ジャンケンで負けた人は、網走までバイクで走る。
一見、アホなことでも命をかけたジャンケンでした。
送迎車のドライバーはジャンケンには参加しませんので。
   
   流氷をガリガリ進む、おーろら号。

就航は翌々日の1月20日から。
2014年のツアー発売の時にはオプションアクティビティとして組み入れます。
5つ目のアクティビティ

川湯温泉の楽しみ方の一つ。。。。「宴会」
宴会を予約した川湯観光ホテルにて。
 
   
     宴会の前に。

旅の疲れを癒す。冷たいビールをグイっと飲む。日頃の疲れを取る。
その為に温泉に入る。
「宴会」その前にゆっくり浸かって、仲間との絆も深まる。
宴会が始まる。

川湯温泉独特の風潮「線香」・・・コンパニオンとは言わない。
「線香を灯し、消えるまでの2時間をお相手します。」と言う意味合いがある。
場馴れしたおねえさんたちは、宴会を最高潮に盛り上げる。
 
   
   6つ目のアクティビティ。

「マイナス30度の世界ではバナナで釘が打て、
バラがガラスのように粉々に割れる。
しかし、モー○○ワンは凍りません」と言う、
古いCMの実験を実際に行った。
結果はツアー参加者のみぞ知る!!

  

1月19日(土) 3日目
7つ目のアクティビティ。


牛乳にレモン汁と砂糖を入れると美味しいヨーグルト風味な飲み物になる。
強酸性の川湯温泉と牛乳を混ぜるとヨーグルトになるのか?
バカバカしい事だがやってみた。
 
 
     まずは、生の温泉をコップに注ぐ。。

そして、セイコーマートの牛乳と砂糖を入れる。
かき混ぜる・・・・。結果は参加者のみぞ知る。
実権を見守った参加者たち。

結果と味に・・・・? 
   
     摩周湖を目指す。

フル稼働する除雪車とすれ違いながら、摩周湖に向かう。
この時期、川湯側からの道は通行止め。
弟子屈の街の方からしか摩周湖には行けない。
摩周湖に到着!

しかも、若干吹雪。。。テンションの下がる参加者たちに、
アゲアゲのヤラセ写真を要求、
 
   
     うっすらと見える摩周湖の湖面

台湾から来たと言う、テンション上がりっぱなしの美女を写させていただいた。
台湾には雪が降らないし、氷も張らない。
でも、ダウンジャケットは入手出来るらしい。

  
これが、地吹雪。~100メートル先、視界不良!?
 
野趣あふれるオーロラ温泉。

通年営業でがんばっている、オーロラ温泉に向かう。
この看板からオーロラ温泉まで、普段は未舗装のダート。
でも雪のおかげで、舗装路のように滑らか。
夜は脱輪注意です!
 
 
   みんなで、露天風呂に入った。

泉質はアルカリ性の重曹成分の多い、モール泉。茶褐色のお湯。
湯ざわりはツルツル、ヌルヌルで、化粧水に浸かっているようです。
湯あがりは、ホコホコ、しっとりです。
湯上りさっぱりのネギシくん。

その頭には後光が差していた。 
   
     
 
谷牧場にお邪魔する。

今回のツアーには含まれない、サプライズなお誘いが!
EZOライダーポスターの撮影地となった牧場に招かれた。
   
     いつも、元気なお母さん。

真冬でも牧場の仕事に休みはありません。
いつも、元気に仕事していただきたい!
そんな願いで、防空頭巾ではなく、防寒頭巾のお土産。

  
谷牧場宅でいただいたメニュー。~写真の他に「いもダンゴ・かぼちゃダンゴ」など数品をいただきました。ごちそうさま!!
羅臼昆布の煮付け3皿! 大さじスプーンほどの大きさのあるお豆さんの煮付け 乳牛牧場でしか味わえない!?牛乳豆腐10丁!!!
     
ジンギスカン・・・肉は5キロ!!  絶品!クマのジャーキー!! ごっつぁんです!!
 

この日、川湯温泉出身の昭和の名横綱、大鵬親方の訃報を知る。
 
     

1月20日(日) 4日目
大鵬親方を偲んで。


相撲には縁の無い我々でも、国技で活躍した大鵬親方は受け継がれている。
我々も強い日本の一員であることに誇りを持とう!
 
   
   川湯温泉を後にする。

今年の夏、また会いに来るよ!
と、硫黄山に別れを告げ、旅の安全をっ守ってくれたことに感謝!
気だるいひと時。

今回の旅行は密度が濃く、本当に楽しかった。
夏にしか来たことが無い北海道だが、本当の北海道を知ることが出来た気がする。
そういう、素晴らしいコメントを期待しています!
 
   
   釧路空港まで送迎。

3泊4日の冬のEZORIDERツアーも無事に終え、
参加者たちを釧路空港まで送り届ける。
今後、来年の正式発売に向けて、入念な商品開発をします。
ご期待ください!!
     

  
お疲れさまでした!そして、ありがとう!
 
 
今回のツアーは手配型旅行となり、
当社がお客様のご要望にお応えした形の参考ツアーです。
参考価格
羽田空港発着・・・・69,800円
伊丹空港発着・・・・87,800円

今後、アクティビティの追加等でオプション形式の旅行を手配します。
                                                    BHSトラベル
大阪府登録旅行業 第3-2591号
大阪府旅行業組合正規組合員 
 
おしまい。
EZOライダーツーリングレポートのご意見、ご要望をお寄せください。
 
 

 
 
 
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