EZOライダーレポート  Vol.270
2016年07月30日~07月31日

EZOライダーが鈴鹿8時間耐久レースに行きました。

国内最高峰のオートバイの祭典、コカコーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース。
このレースは第39回を迎えることになりました。
我々が応援する、Motorrad39にあやかり、なにかイイことが起きる予感。
そんな期待を胸にEZOライダー川湯営業所を休業して来ました。


久しぶり!松竹芸能所属の、ともちん。この日は大作の応援に。
               
ケニー、ルーカス、大作。この3人で今年の8耐を戦うのだ。マシンはBMW S1000RRです。
                   

     
     
7月30日(土)
あっつい。

今回は何度この言葉を言ってしまうんだろう。
北海道からいきなり灼熱の鈴鹿へ来た。
ピット裏には立派なプレハブがありました。
   
   これが、8耐を戦うマシン。

ベースはディーラーで買ったノーマルのBMW S1000RRです。
サスペンション、マフラー、ブレーキユニット、耐久用ホイールアタッチメント。
必要かつ最低限の改造を施しただけのマシン。
エンジンは全く手を入れない本当のノーマル。
     
     
 ともちんにサインをいただきました。
     
     
ピット裏の光景。

今日明日とお手伝いをする、ともちん。
メカニックの山本さん達が休憩するスペースです。
予選も終わり、今日は最終のテスト走行を残すのみだ。
 
   鈴鹿サーキットメインゲート。

初めて鈴鹿の8耐を見に来たのは、1985年だった。
このメインゲートは黒山の人だかりで身動きが取れないほど。
本番前と言うこともあるが、ガラガラのメインゲート。
北海道組を乗せたバス。

北海道組は前日に千歳まで移動。千歳空港~中部空港。
津エアポートライン、近鉄、それらを乗りついで鈴鹿サーキットに来る。
さすがにバスは満車状態で入ってきた。
 
 
   毎度の3人組の珍道中。

かんかん、チエコさん、中村さんが北海道から到着。
着いていきなり、「あっち~」って言ってます。
乗り継ぎも大変だったけど、着て良かった~ってことです。
鈴鹿サーキットゲート。

かんかん照りのアスファルトは靴の裏が熱く感じる。
灼熱の鈴鹿8耐。まさしくこの言葉通りだ。あつい!
 
 
   中村さん、いつも遅れる。

キレイな花をとている方がいいよ~って中村さんは言います。
花って言っても、カスミ草とボタンだよ。
でも、コケの生えたさざれ石もかっこいいんだよ。
KTMジャパンの伊藤さんと。

KTMジャパンの伊藤さんは裏方に徹し、イベントを企画運営する人。
「いつもお世話になってます」って挨拶にイベントブースに立ち寄り。
KTMのスーパードリンク、Rチャージャーをもらいました。
 
 
   パドックに向かうトンネル。

このトンネルに入るには特別なチケットパスがいります。
今回はMotorrad39の応援チームとして特別な扱い。
かんかんは階段を使っています。
ピットウォークの時間です。

レース前に実際に走るマシンやライダーを間近で見れるピットウォーク。
JSB1000のレースでは当たり前のように行われている。
ピットの内側から見た様子。たくさんのお客さんがいます。
 
   アンジー・・・別格やな。

Motorrad39専属モデルのアンジー(中央)。
すらっと伸びた身長は180センチほど。
日本語もバリバリ喋ります。しかも関西弁。
ルーカス、ケニー、大作のスター選手を引き立てる。
     
   
  サービス精神も旺盛なアンジーです。
     
     
     
テスト走行が始まるようです。

マシンの最終調整をするためのテスト走行。
タイヤのチョイスやサスペンションのセッティングなどを細かく調整。
ただ走るのではないんです。
 
 
   3Fのテラス席から観戦。

ホームストレートのド真ん中あたりのテラス席が用意された。
ここから見るレースは臨場感にあふれ、吹け切ったマシンの音がスゴイ。
最終コーナーから立ち上がって来る姿も見れた。
ピット作業も真上から見れる。

鈴鹿8時間耐久ロードレースを観戦する。
一口に言っても、見るところ、場所はたくさんあります。
値ははってしまうテラス席だが、日陰になっていて快適です。
 
 
   まともに日が当たるグランド席。

昔はここでレースを見ていた。ここでも充分だ。
「暑い」のは当たり前だが、ライダーの気持ちを汲みながら観戦できる。
ホームストレートの終わりぐらいなので、
トップスピードに達したマシンの姿が見えるんです。
S字コーナーも見えるんです。

見晴らしの良い3階テラスからはS字と逆バンクに侵入する姿が見えます。
フェンスなどで醜いとは言え、欲張りな席です。
 
 
   あっついね~

かんかんもママさんもこの暑さでほっかむりしています。
EZOライダータオルはレース観戦には必需品です。
Motorrad39のマシン。

そのタンクの両脇に我らが、「BHS」のロゴステッカーを配置。
左右のどちらのコーナーからでも見える位置。
去年はフロントスクリーンの両横でした。
 
 
   ピットの中に入れるんです。

ピット作業はずっと、ずっと何かやっています。
邪魔にならないタイミングを見計らって中に入れてもらいます。
これは39号車のTカーです。スペアマシンです。
     
   
  ともちんと一緒に写真撮りましょう!
     
     
今年はどんなレースになるんだろう。

純粋にレース観戦をしたのは、1985年のこと。
それ以降は鈴鹿に足を踏み入れるのは仕事で来るぐらい。
鈴鹿サーキットから展示するバイクを運んだりするために。
今回は純粋にレース観戦を楽しもうと思う。
 
 
   今年で39回目を迎える8耐です。

1977年に始まった8耐はバイクに乗るものならみんなが憧れたレース。
それ以来、メーカー系のワークス、トップコンストラクターがしのぎを削る。
8時間と言う長丁場でプライベーターが表彰台に上がることもある。
8時間中、ひと時も息の抜けないレースになる。
ピット裏で発見したヤマハワークスのトラック。

高栄運輸株式会社の人間としてはピット裏のトラックは注目している。
中でも、今年のヤマハワークスのトラックはスゴイ!
屋根が2メートルほどせり上がり、開いたウィングはアーケードになる。
 
 
   かっこええわ~ヤマハのトラック。

高栄運輸株式会社のBHSでも同じヒノ自動車の大型トラックがあります。
バイクを2階建てに積めるすぐれもののトラック。
このトラックはレースに特化した「運ぶ」と「ホスピタリティ」を両立する。
最低でも50000000円はするな。
     
     
 #6 HOOTERSをサポートする真矢ちゃんに会えたぞ!
     
     
     
中村さんもお久しぶりです。

中村さん、なんか若くなった。
真矢ちゃんに言われて、とってもウレシイ中村さんです。
サービス精神旺盛な真矢ちゃんにも感謝。
 
 
   ナイトピットピットウォークが始まります。

8耐の前夜祭とも言うべきナイトピットウォーク。
ほとんどのお客様がこの時には参加できます。
夜ならではのイベントや撮影会なども盛りだくさん。
     
     
  マイバイクで鈴鹿サーキットをパレード。鈴鹿8耐の風物詩。
     
     
#93の第2ライダー、大西さん。

オーニシヒートマジックの社長ですが、レーサーでもあります。
鈴鹿でレースがしたい!ってことで札幌から鈴鹿に永住した少年時代。
今もなお現役のレーサーでもあります。
 
 
   唯一、KTMで参戦の#55のユキヤくん。

KTMのスーパーバイクと言えどレースには不利な2気筒マシン。
プライベーターとしての底意地を見せてほしいね。
     
     
  SoweluさんがMotorrad39の応援に駆け付け熱唱!
     
     
熱唱するSoweluさんにEZOライダータオルを。

夜でも暑い鈴鹿サーキットで熱唱してくれました。
すっごい汗に見るに見かねて、かんかんがSoweluさんにタオルを渡す。
そのまま持って帰ってブログで紹介して!
 
   トモチンはMCもこなします。

ここでは言えないビッグゲストも来ていただきました。
トモチンンも少し緊張気味のMCです。
黄帝心仙人さんもゲストでした。

あまりのすごさに写真も撮らずに見とれていました。
本当にすごいダンスだ。本当にすごかった。
こんなゲストを呼べる、Motorrad39の酒井大作ってスゴイね。
 
   かんかんも感激ですね。

びっくりした!黄帝心仙人が鈴鹿に居るなんて!
隠れファンのかんかんはサインをもらって感激です。
よかったな~しかし、酒井大作ってすごいな。
     
     
 
 明日、2016年7月31日、第39回コカコーラZERO鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝です。
     
     
     
 
     
     
7月31日(日)
今日もあっつい!ほんまに!


すでにEZOライダー川湯営業所に帰りたくなっている私。
広い広い鈴鹿サーキットはレース以外にもイベントが目白押し。
2008~2009年はここでイベントブースを出してたな~。あっつ。
 
 
  メインスポンサーのメインステージ。

コカコーラZEROがメインスポンサーとなる鈴鹿の8耐。
このレースやイベントにお客さまを動員する展示イベントの
輸送業務も高栄運輸株式会社がやっています。
スズキ、フルバンク体験。

アクティブな女子、かんかんがフルバンク体験に挑戦。
あの・・・かんかん、ミニスカートじゃないか?
他のお客さんも釘づけになってしまいました。
 
 
  本番前のピットウォーク。

秋吉線湯がエースライダーを務めるテルルのCBR1000RR。
この灼熱の中、がんばっているのはライダーやお客さんだけではない。
キャンギャルたちもこの暑さの中がんばっている。
今年も優勝なるか!?

中須賀選手が乗る、ヤマハファクトリーレーシングチーム。
絶大の早さで優勝を狙う。
ヤマハR1Mの独特のサウンドがサーキットに響きます。
 
 
   アンジーは別格の美しさです。

外人だからというより、見かけも性格もGOODなアンジー。
Motorrad39のピット裏がとても華やかになります。
     
     
 北海道から来た女性陣もがんばります。
 
 
 我らがBHSのバナーフラッグもありますよ。
 
 
 11:30、8時間の暑い暑い戦いが始まりました。
 
     
     
スタートライダーは酒井大作。

ほぼノーマルマシンで、2分8秒台を叩きだす実力の持ち主。
しかしながら前を走るファクトリーチームやトップコントラクターが早すぎる?
鈴鹿サーキットのレコードタイムは年々更新されて行きます。
 
 
   本番のピット作業。

決して慌てることなく確実に仕事をこなす。
タイヤ交換が終わるまでガソリンは入れれない。
いろんなルールのもと、13秒そこそこで再スタートする。
     
     
 #39、酒井大作のスティントでは一時、4位まで浮上。興奮する瞬間だ。
     
     
①コーナーを間近で見る。

パドックパスがあるからここに入れる場所がある。
300km/h近いスピードから減速してフルバンクの①コーナー。
大作のマシンはスピードメーターが付いているので何キロで走ってる?
ここでは約160km/hで、S字コーナー辺りは190km/hぐらいだって。
 
   クールダウンエリアも充実。

昔はこんなん無かったな~。
熱中症対策が叫ばれる中、霧吹き状のクールダウンエリアがある。
とっても涼しく感じる。
夕暮れになってきました。

休むことなく走り続けるマシンとライダー。
かんかんもずっと観戦しています。
メインストレート、①コーナー、シケインとか。
かんかんは本気で鈴鹿を走りたいそうです。
 
 
   ライトONの時間が来ました。

日本のロードレースでヘッドライト転倒があるのは8耐だけ。
ただ点灯してるだけではなくて、
ちゃんとコーナーラインを狙えるようになってる。
ライトONは8耐ならでは。
残り時間20分。

ラストランでチェッカーを受けるはずのルーカスが転倒。
15位を走っていた#39がどんどん順位を落とすことになる。
結局チェッカーを受けることなく、周回数計算でEWC総合32位になった。
 
   レースは終わった。。。。

チェッカーを受けたマシン達がウィニングランから戻る。
ライダー以外の全ての人が拍手や歓声を送る。
会場は一つになる。

レースの余韻を楽しむ人々。


暑い暑い鈴鹿8耐の2016年は終わった。
今回走った68台のマシンとライダー、そしてメカニック、スタッフの方。
オフィシャルの方、イベントブースを出展された企業様。
大変お疲れさまでした。
 
   Motorrad39の代表挨拶。

残念な結果となってしまったが、酒井大作の想いは来年に向かっている。
JSB1000クラスに全戦参戦している身として、今回の結果は残念。
それでも、ファンのためにがんばると宣言しました。
また応援してください!

高栄運輸株式会社、BHSとしてもこれからもサポートします。
レースと言う何ら生産性の無いものが、どれだけ人の心を動かすか!?
レーシングライダーはそれを知っています。
バイクを運ぶ我々もその想いを運んでいるのと同じだと感じた。
酒井大作がこれからどうなっていくのか?  見守っていきたい。
 
 
   酒井大作カッコ良かった。

かんかんは一番オイシイところで大作にサインをもらいました。
なぜ? ノーマルに近いマシンで戦うのか。
なぜ? 世界チャンピョンになったのにまだ戦うのか。
なぜ? 不利な状態でも止めないのか。
それが酒井大作の魅力であることに気付きましたか?
     
     
     
  大作、ルーカス、ケニー、本当にお疲れ様。
   
   
 
 
 Motorrad39をサポートするBHSのトラックです。
 
 
 源泉まつりのお知らせ・・・EZOライダー川湯営業所は8月6日、8月13日の土曜日が当番です。
 
 
 
Motorrad39を応援します! 
 
高栄運輸株式会社は昨年からJSB1000クラスに出場する、Motorrad39のマシンや機材の輸送をサポート。

元世界エンデューロロードレースのチャンピョン、酒井大作率いる、Motorrad39~彼のレースに対するビジョンは、ただ速く走るだけではない。

エンドユーザーの誰もが手に入れることの出来るマシン、パーツで並居る強豪のワークス勢に挑みます。

酒井大作いわく、 「レースをやることだけでは何も生まない、何も前進しない。レースを通じてでしか得られない仲間との繋がり、お客様との繋がりを求め、

これからのバイク業界に何が出来るかを、仲間と、お客さまと求めて行きたい。」 そうやって彼はレースに挑みます。

その心意気に賛同したのが、1992年の8時間耐久レースで日本人初のポールシッターでレジェンドライダーの武石伸也。

ここで、特筆すべきは過去最高のエントリーが集まった年のことである。そんな二人が本気で戦う、2015年のJSB1000クラス。

ノーマルに限りなく近いBMW S1000RRで、しかもタイヤは17インチの開発テストタイヤで参戦する。

「当たり前」 に勝ってしまうワークスマシン、ワークスライダーの前を走れるプライベーターとしてバイク業界のみならず、内外から注目されています。
 
 
       
   

 
 
 
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