ＥＺＯライダーレポート　Vol．146

ＥＺＯライダーレポート　　Vol.１４６

２０１３年７月０５日～７月０８日
１００ｋｍ歩こうよ大会２０１３開催。

今年で８回目を迎える、加藤水産主催の１００ｋｍ歩こうよ大会in弟子屈。
EZOライダーも２０１０年からお手伝いをさせていただいています。
バイクだからこそ！の特性と機動力を生かし、カメラやパトロールをします。
実際に１００ｋｍを歩かれる方、それを全力でサポートするスタッフ。
人間としての基本がギッシリ詰まった大会です。

９００草原で見つけた白い牛さん。癒されますね～。

老若男女、総勢１８６名が徒歩参加。３０名あまりがサポートスタッフとして参加。

７月５日（金）
ライダー達の旅立ち。

昨晩からEZOライダーハウスに宿泊していたライダー達。
朝早くから出発です。

今日は釧路方面を目指します。

トラブルでEZOライダー川湯営業所に駆け込んだライダー。
なんとなくEZOライダーハウスに泊まって、
なんとなく、オレンジくんと言うあだ名が付いた。
マシンも快調！今日は釧路を目指し、旅は続きます。

親父のハーレー。

大阪から来た親子ライダーも出発。
今日は道東、この辺りを回って、もう１泊します。

息子のハーレー。

初めてのライダーハウス利用で緊張していた息子。
EZOライダーハウスが超お気に入りで、もう１泊は息子の申し出。
ありがたいことです。

じゃ！いってきま～す！

ＮＣ７００を女満別空港に引き取り。

３泊４日の道東満喫旅を終えた、静岡県の山崎さんのバイ気の引き取り。
道中、道で物欲しそうに待機？する痩せキツネに遭遇。
僕はエサはあげないよ・・・野性に戻りなさい・・・。

道東満喫ツーリングはここから。

今回の山崎さんは、女満別空港にイン＆アウトを選んだ。
飛行機の手配、宿の手配、ツーリングコースの手配、
全てEZOライダーでプランニング。

とても満足の山崎さんでした。

「もりさんの言ってた○○○は最高だったよ～。
宿のチョイスも本当に良かったよ～。」
本当にありがとうございました！！

作業に熱中する岡本くん。

外装を外して～。○○して～。ああして、こうして。
ステムベアリングの交換です。

１００ｋｍ歩こうよ大会２０１３の準備

加藤水産「北国からの贈りもの」主催のイベント。
今年で８回目を迎える。
毎年素晴らしいドラマが生まれるイベントだ。
EZOライダーもお手伝いします。

前夜祭です。

大きなイベントには付きもの！の前夜祭。
たいへんな盛り上がりでしたよ！

「乾杯！」・・・１００ｋｍを歩く人、それをサポートする人。結束の瞬間です。

７月６日（土）
朝５時に起きて・・・。

今回はレンタルバイクのマグザムが出動。
バイクの機動力を生かし、カメラとパトロールを担当します。

会場に集結した参加者。

徒歩参加者、サポート参加者合わせて、２１８名。
開会式の会場は熱気に包まれます。

弟子屈町長のあいさつ。

毎回、このイベントには来賓として来てくださる町長。
町長自身もこの大会をサポートしていただけるってことですね。

もう一人のカメラマン。

川湯駅前、民宿　朝寝坊のご主人、定木さん。
２台のカメラを使いこなし、
参加者の思い出を余すところなくカメラに収める。

さあ！いよいよ出発だ！

スタッフのアーチをくぐって。

それぞれの思いを胸に、いざスタート！
感謝、感激、感動のドラマの始まりです。

マッサージのレクチャーを受ける。

今年はサポートスタッフが少ない。だからと言って手は抜けない。
誰もが徒歩参加者を完歩させる！という願いで、
マッサージのレクチャーを真剣に受ける。
でも、気持ち良さそうにマッサージを受ける、松山さんでした。

第一チェックポイント。約８キロ・・・砂湯。

EZOライダー川湯営業所開店。

昨日からアドレスV１２５をレンタルしていた台湾人女性。
自国でも同じバイクに載っているそうです。

来年また来ます！

絶対に！というメッセージを残し旅立っていった。
本当にありがとうございました。
来年もがんばって営業しますね！

お！？これは？

白黒のデュークを買ったんだ～と言う話を聞いていたぞ！

デュークのオーナーさん。

帯広から来ていただいた、通称パンツさん。
今年の冬、ASORIDERツーリングパックで
九州ツーリングをマジに計画しているらしい。
よろしくお願いします。

これはこの人に差し上げたかった。

スズキ車命！のスズキ車しか乗らない標津町の竹田さん。
今日はＴＬ１０００でご来店。
その他に、ＧＳＸ１４００とカタナ７５０を所有する。
ＳＵＺＵＫＩのエンブレムを差し上げました。

楽しそうなので、そっとしておきます。

お店番は岡本君に任せて、
１００ｋｍ大会の現場に戻ることにします。
ごゆっくり～♪

再び１００ｋｍサポートに戻る。

今日は曇り空・・・でも幸いにも天気が持ちそうだ。
バイクで走っていても気持ちいい。

第２チェックポイント・・・コタン。

スタートして４時間の午前１１時。
川湯から１６キロほどのコタン。
ここで、昼食のオニギリと豚汁が配布される。

歩く人とライダー。

摩周湖に上る道のチェック。

第６チェックポイント・・・摩周湖第一展望台。

ここではココマスがお手伝いをしていた。
弁当を用意したり、カニ汁を作ったりしていた。
スタートして６０キロほどの地点。通過者は深夜を越える。

ケンタも手伝っていたので・・・。

ココマスの息子、ケンタをタンデムしてコースをチェック。
初めてのタンデムにかなり緊張していたね。

７月７日（日）
深夜２時を越えた頃。

徒歩参加者の多くはこの時間帯に摩周湖に到着。
歩く人もサポーターも疲労はピークに達する。
でも、みんな諦めていない。

深夜３時ごろ・・・。

２０時間歩き続けて・・・感動を分かち合う。
長い道のり、お疲れ様。まだまだ！これからだよ！と、励まし合う。

夜明けの摩周湖

雲海になった・・・

絶対に諦めない。

諦めなかった、止めなかった人たちです。

７月８日（月）
快晴の川湯温泉に。

ＥＺＯライダー川湯営業所でお預かりしているハヤブサ。
そう。今日は天気がいいのでオーナーさんがご来店です。

ちょっと走ってくるわ～♪

左がハヤブサのオーナー。でかい。
右はファーブル岡本。

んじゃ！またな～。

今日、もりさんは川湯を後にして帰阪します。
２週間後の再開を願って。

たくさんのバイクとすれ違う。

県外ナンバーのバイクが増えてきた。
バイクシーズン到来！ワクワクしますね。

オンネトーに寄ってみた。

このバイクも県外、岐阜県からツーリングだ。
１週間の予定で林道メインにツーリングするんだって。

ここの温泉、気に入った。

国道２４１号線からオンネトーの手前の野中温泉。
しばらく北海道を離れるので、入って行く。
もちろん、川湯温泉が僕の中では１番です。

フェリーを使って帰ります。

営業車に荷物を積んで帰るのでフェリーを使います。
この日は苫小牧～仙台の太平洋フェリー。

たくさんのバイクが載っていました。

この日のバイクの積載は、ざっと数えて４０台。
何人かのライダーにＥＺＯライダーツーリングパックの
パンフレットを差し上げました。

もりさんが川湯を離れてから、ＥＺＯライダー川湯営業所から楽しそうな写真がたくさん送られてきました。

人と人が支え合う。そこに交換条件は一つも無かった。

誰かのために走る・・・そんな時もあるよ・・・。

１９９５年１月１７日・・・阪神淡路大震災を経験した。
当時、私は川を渡れば尼崎市という大阪市淀川区に自宅を構えていた。大きな激しい縦揺れと共に家具や食器が倒れ、割れる音・・・。早朝に響く悲鳴とサイレンの音。
その日の夜から愛車カワサキＧＰＺ４００Ｒで実家のあった宝塚市に親族や友人の安否確認に明け暮れた。
避難所では子供の泣き声、子供を無くしたであろう、女性の叫び声にも似た泣き声・・・その日から避難所と高栄運輸株式会社大阪本社との往復の日が始まった。
バイクのリアシートには積めるだけの紙オムツ、下着、カセットコンロ、食糧・・・何をどれだけ運んだか分からない。
親族は無事だった。しかし、３人の友を失った。涙と嗚咽でシールドが曇る・・・・。でも、待っている人がいる。情報が錯誤し、物資も届かず、戸惑っている人ばかりだ。
バイクだから行けた・・・・道路は寸断され、街灯も消え、信号も機能を果たさない。危険だと感じた事は無かった。そんな１週間を経験したことがあった。
バイクに乗ってて良かった。これからもバイクに乗り続けよう。バイクに乗り続けることを誇りに思う・・・。
あれから１８年。ずっとバイク乗りで良かった。今回の１００ｋｍ歩こう大会のサポートをさせていただいて改めて思いました。ありがとうございます。

おしまい。

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